≪後払い決済サービスご利用時のトラブルを防ぐために≫
日本後払い決済サービス協会は、2021年の結成以来消費者トラブルの未然防止と迅速な解決を目指し、販売事業者の加盟店審査に関する自主ルールを定め、運用するとともに、利用者の皆様からの苦情等を踏まえ、加盟店の販売方法のモニタリングなどに取り組んできました。また、広告・勧誘などに問題があったり、苦情解決に非協力的な販売事業者に対しては、各社の基準に基づき加盟店契約を解除するとともに、利用者の利益を害する行為を行う販売事業者については、加盟店情報交換制度により、情報を共有し、苦情等の再発防止に取り組んでおります。
しかし、残念ながら、苦情の発生から解決までに時間を要するケースも散見されるため、利用者の皆さまにも、「トラブル事例」をご参考にしていただき、ご利用前に「安心してお買い物を楽しむためのチェック」をお願いしたく、ご案内いたします。
■トラブル事例
- 「定期縛りなし」の表示がある商品を購入したら定期購入だった。
- 初回お試し価格で「定期縛りなし」と書かれた商品を購入。品物が届き、納品書を確認したところ、次回お届け予定日が書かれており、その時初めて定期購入だと認識。解約の連絡をしなければ、次回も届く取引条件とは思っていなかった。
- 「定期回数縛りなし(いつでも解約可能)」と表示された商品を購入して初回購入後すぐに解約したが、初回の割引額を差額請求された。
- 定期初回は定価から約4,000円の割引、回数縛りなし・いつでも解約可能となる商品を注文。初回分が届いたので解約手続きをしたところ、後日「初回のみで解約する場合は、割引額(約4,000円)を3日以内に支払わなければ解約できない」とメールが届いた。「こういった解約条件の表示はなかった」旨のメールを送っても返答がなく、販売業者に苦情を言うと「定期購入する場合に割引される旨の表示である」との返答。
- 「1ヵ月お試し無料」のサービスに登録。無料期間中に解約したが、料金の請求をされた。
- 1ヵ月お試し期間無料の動画視聴サービスに登録。無料期間中に解約手続きをしたのに後日請求があった。調べたら、動画視聴サービスと一緒に気づかずに申し込んでいた別サービスの料金だった。
- 「特別価格」だったので急いで注文したら、実は長期契約の条件付きだった。
- 特別価格での購入締切のカウントダウン表示に焦って注文したら、5回目までは解約不可の定期購入になっていて解約できなかった。
- 解約したいのに手続き方法がわからない!
- 解約手続きをしたいのに、事業者に電話がつながらず、手続きができない。
- 解約手続きをしたいのに、事業者に電話がつながらず、手続きができない。
上記のようなトラブルに遭わないために「安心してお買い物を楽しむためのチェック」をお願いします。
■申込前に確認いただきたいチェックポイント
購入・契約前には料金や契約条件などをしっかり確認し、慎重に検討しましょう

「申込する」をクリックする前に、上記を改めて、確認するようにしましょう。
申し込み後は、ショップのURLやアドレスとともに、契約画面をプリント(スクリーンショットなど)で保存しておきましょう。
- それでも、トラブルが起きたら…
- まずは販売事業者(加盟店)へお問い合わせください。
- *保存したショップのURLやアドレス、保存した契約画面を活用しましょう。
- また、販売事業者とのやり取りの記録を残しましょう。
- それでも解決しない場合は、請求を受けた後払い業者にお問い合わせをお願いいたします。
- まずは販売事業者(加盟店)へお問い合わせください。
日本後払い決済サービス協会は今後も透明性ある情報開示と誠実な対応を続け、皆さまの安心・安全なご利用を全力でサポートしてまいります。ご利用前にはぜひ「安心してお買い物を楽しむためのチェック」をお願いします。